海女は、自分の息が続くぶんだけ
海にとどまります
無理に長く我慢しろとは言いません。
今日の息のぶんだけ潜って、苦しくなったら上がればいい。
潜水を終えた海女は、海面で長く息を吐きます。
「ホーイ♪」その息の音「スンビソリ」が、このアプリの名前になりました。
ユネスコ無形文化遺産 · 2016年登録
済州海女文化のものがたり →
潜水時間を決めてスマホを置くと、済州(チェジュ)の海女が海へ潜っていきます。
深くとどまるほど珍しい生きものに出会い、自分だけの海を育てます。
無理に長く我慢しろとは言いません。
今日の息のぶんだけ潜って、苦しくなったら上がればいい。
潜水を終えた海女は、海面で長く息を吐きます。
「ホーイ♪」その息の音「スンビソリ」が、このアプリの名前になりました。
ユネスコ無形文化遺産 · 2016年登録
済州海女文化のものがたり →
複雑な設定も、スコアも、ランキングもありません。
海に行って帰るのに必要なものだけを残しました。
選ぶのはふたつだけ。潜水時間と息つぎ。
息つぎは、潜水中にほかのアプリを使ってもいい時間です(0秒〜60秒)。
使い切ると海女は息が続かず浮上し、
その潜水はそこで終わります。
電話が来ても大丈夫。通話を終えて戻れば、潜水は続きます。
決めた時間を最後までとどまると、海の底で貝が待っています。
貝を開くと生きものに出会えます。
浅い海のカクレクマノミ、深い海のアオウミガメ、そして深海のオーロラクラゲまで。
長い潜水ほど、深い海にたどり着きます。
確率を動かすのは、海にいた時間だけ。
出会った生きものは「わたしの海」で暮らします。同じ生きものにまた出会えば群れになって泳ぎ、席がいっぱいになったら誰かを広い海へ帰してあげます。数字も統計もなく、ただ眺めるための画面です。
帰しても、出会いの記録は永遠に残ります。
信頼できる人ひとりとつながって、お互いの潜水の知らせを受け取ります。
潜水中は画面に「バディが応援しています!」の一行が寄り添います。
監視ではなく、いっしょに潜る相棒。
応援の言葉はアプリに入れていません。会って直接伝えるほうがいいから。
お金を払っても、友だちと潜っても
より貴重な生きものは現れません。
深い出会いを連れてくるのはただひとつ、海にいた時間だけ。
確率を上げる有料商品はありません。深海の生きものに出会う確率は最大8%。この数字はアプリの中にそのまま公開されています。
枯れる木も、赤い警告もありません。「少し早く浮かんできました」のひとことで終わり。息を整えて、また潜ればいい。
基本機能はすべて無料。気に入った生きものは少額で一度だけ招待すれば、永遠にわたしの海で暮らします。
Sumbiの成功は、アプリを開かない時間ではかります。
Sumbiは、スマホを手放す時間を「海女の潜水」に変えるデジタルデトックスアプリです。潜水時間を決めてスマホを置くと画面の中の海女が海へ潜り、完走すると海の生きものに出会って自分だけの海を育てます。Sumbiの成功は、アプリを開かない時間ではかります。
スンビソリとは、済州の海女が潜水を終えて海面に上がり「ホーイ♪」と長く吐く息のこと。Sumbiという名前はここから来ました。海女は自分の息が続くぶんだけ海にとどまります。Sumbiも同じように作られています。
名前からルールまで、すべて済州海女文化から来ています。名前は海女の息「スンビソリ」から。「息が続くぶんだけ」というルールは、酸素ボンベなしで自分の息だけで潜る海女の原則から。海がいっぱいになったら生きものを広い海へ帰す心は、浅くて豊かな漁場を年老いた海女に譲る「ハルマンバダン」の慣習から。済州海女文化は2016年、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。くわしいものがたり →
選ぶのはふたつだけ。潜水時間と息つぎ。息つぎは、潜水中にほかのアプリを使ってもいい時間です(0秒〜60秒)。使い切ると海女は息が続かず浮上し、その潜水はそこで終わります。
「少し早く浮かんできました。海にいた時間は記録にそのまま残しました。」この一文とともに潜水は終わります。枯れる木も、しおれる鉢植えも、赤い警告もありません。息を整えて、また潜ればいい。
スマホに手を伸ばす気になれなくなります。そして、記録に残ります。
いいえ。お金で確率は買えません。設定も、友だちも買えません。確率を動かすのは海にいた時間だけ。深海の生きものに出会う確率はどんな潜水でも8%を超えず、この数字はアプリの中にそのまま公開されています。
ありません。基本機能はすべて無料です。気に入った生きものは少額で一度だけ招待でき、一度招待した生きものは永久にあなたのもの。ガチャ(確率型商品)は売りません。
いいえ。電話が来ても大丈夫。かかってきた電話に出ることは失敗になりません。通話を終えて戻れば潜水は続きます。深海の潜水でも同じです。
夜9時から朝6時のあいだに始めた潜水では、出会う顔ぶれが変わります。夜にだけ目を覚ます生きものがいるからです。ただし、深海はいつも夜です。
日記のように残ります。スコアも、ランキングも、先週との比較もなく。その日の潜水と、その日出会った生きものだけが静かに書き留められます。
わたしの海、潜水記録、招待した生きものを含むすべてのデータが即時に削除され、復元できません。去る人を引き止める仕掛けは、何も作りませんでした。
ここまで潜ってきたように。スマホを手放すことも、思ったより深く、静かです。
深海はいつも夜です。