スマホを手放す › 設定とツール

デジタルデトックスアプリ比較
ブロック型と時間約束型

デトックスアプリを三つ入れては消しました。どれも似て見えたのに、使ってみると二つに分かれたのです。アプリを開けないように止めるものと、時間を決めて守るもの。どちらが自分に合うかを先に知っていたら、三回消すことはなかったはずです。

先に、短い答え

デジタルデトックスアプリは、大きく二つに分かれます。ブロック型は、決めたアプリやウェブサイトを決めた時間のあいだ開けないように止め、時間約束型は、10分でも1時間でも時間を決めて、そのあいだスマホを手放すことに成功したかどうかを見ます。ブロック型は特定のアプリひとつが問題で、意志に頼りたくない人に。時間約束型は、アプリを消したくはなくて、夕方の時間のような区間をまるごと空けたい人に合います。Sumbiは後者です。

片側に壁、片側に約束の握手が描かれた二分割のシンプルな図解ふうの写真
止めることと、決めること。別の道具です。

ブロック型と時間約束型は、何が違うのか?

ブロック型は壁です。ショート動画アプリを夜9時から朝まで開けないように止めたり、一日30分が過ぎるとロックします。時間約束型は約束です。いまから30分スマホを手放すと決めて、その時間を守れたか守れなかったかが結果として残ります。私はブロック型を先に使いました。9時を過ぎたら引き出しへ入れるようにしているのに、止められたアプリの代わりにブラウザで同じものを見ている自分を見て、アプリを消しました。

区分ブロック型時間約束型
すること決めたアプリとサイトを、決めた時間のあいだ開けないように止める時間を決めて、そのあいだスマホを見ないと約束する
単位アプリ時間
失敗のかたち回り道。別のアプリやブラウザで同じものを見る途中でスマホを開いて、約束が破れる
強み意志のない瞬間にも、壁が立っているアプリを消さなくてよく、何を見ようと時間さえ守ればいい
弱み回り道ができると壁が無意味になり、急ぎのとき開けず困る自分が始めなければ、何も起きない
合う人特定のアプリひとつが問題の人夕方の時間のように、区間をまるごと空けたい人

どちらがいいという話ではありません。問題がアプリひとつなのか時間帯なのかで、合う道具が違うのです。

時間約束型は、実際どう回っているのか?

時間約束型の例としてSumbiを置いて見ると、構造が見えます。潜水という名前で、10分から2時間のあいだの時間を決めて始めます。潜水中に画面を消したりロックしたりするのは大丈夫。他のアプリを開いているあいだだけ息つぎが減り、息つぎは60秒と30秒と10秒のなかから先に選びます。息つぎが0になったら失敗です。掛かってきた電話は離脱に数えません。

ここに見える時間約束型の特徴は、アプリをひとつも止めないことです。何を見ようとかまわず、決めた時間のあいだスマホを開かなかったかだけを見ます。だから回り道するものがない。代わりに、始めるボタンを押すのは自分の役目です。

自分に合う型は、どう選ぶか?

下の問いに答えてみると、だいたい分かれます。私は三つとも右側でした。

選ぶときにもうひとつ見るべきは、失敗を何と呼ぶかです。失敗を隠したり罰したりするアプリは長く使えません。失敗した日も、手放そうとした日なのですから。

時間約束型が合う方なら、最初の約束は10分でいい

Sumbiは、時間を決めてスマホを手放す時間約束型です。10分の潜水を始めれば画面を消しても大丈夫で、他のアプリを開いているあいだだけ息つぎが減ります。アプリをひとつも止めないので、消すものも回り道もありません。

はじめての10分潜水 →

デトックスアプリを選ぶとき確認する四つ

急ぎのとき、開けるか

ブロック型は、急ぎの瞬間に開けないのが長所であり短所です。緊急解除のボタンがあるか、あればどれだけ面倒かを見てください。簡単すぎれば壁ではなく、難しすぎればアプリを消すことになります。時間約束型は、開けば失敗として残るだけで止めはしないので、この問題がありません。

電話は例外か

どちらの型でも、掛かってきた電話が例外かを確認してください。子どもがいるなら、学校からの電話に出られない道具は使えません。私はこれを見ずに入れて、二日で消したアプリがあります。

失敗をどう見せるか

失敗したとき赤い画面と警告音が出るアプリは、数日で開きたくなくなります。失敗を記録としてだけ残し、次を始めさせてくれるアプリが長く続きます。これはスクリーンショットでは分からず、一度失敗してみて分かることです。

ない機能を約束していないか

集中力が良くなる、数日で習慣が変わるといった文句は、割り引いて聞いてください。アプリにできるのは時間を測ることか、アプリを止めることだけです。変わるのは人で、アプリはその隣にある道具です。

三回消してやっと、私に合うのは壁ではなく約束だと分かりました。逆の方も多いはずです。どちらにせよ、合う道具を探す過程で消したアプリたちは、無駄ではありませんでした。

よくある質問

ブロック型アプリは、本当に開けないように止めるのですか?
ほとんどは端末のアクセシビリティ権限やスクリーンタイム権限を受けて止めます。だから設定で権限を切れば解けます。完全に開けないのではなく、開くのに何段階も掛かるようにしているのです。その段階がどれだけ面倒かは、アプリごとに違います。
デトックスアプリと、端末内蔵のスクリーンタイムは何が違いますか?
スクリーンタイムやDigital Wellbeingは、端末が標準で提供するブロック型に近いものです。別のアプリは、そこに時間の約束や、相棒と一緒にやる方式を足したものです。標準機能で十分な人も多いので、まず使ってみて、足りない点が見えたときにアプリを選べば大丈夫です。
二つの型を一緒に使ってもいいですか?
はい、重なりません。ブロック型でショート動画アプリひとつを止めておき、時間約束型で夕方の時間を空ける、という使い方の人もいます。ただ最初から両方掛けると、どちらの効果か分からないので、ひとつずつ試す方がいいです。
無料アプリと有料アプリの差は大きいですか?
基本機能は無料で十分な場合が多いです。有料は複数端末の同期や細かい設定が加わる程度です。課金の前に無料で一週間使ってみて、毎日開くかどうか見てください。毎日開かないなら、有料でも開きません。
デトックスアプリを使えば、スマホの使用は確実に減りますか?
アプリは時間を測るか止めるかするだけで、減るかどうかは人によります。いくつかの調査で、道具を使う人の使用時間が減った結果はありますが、アプリを消せば戻る場合も多いです。アプリは、始めるのを簡単にしてくれる道具と見るのが正しいです。

設定メニューの名称や場所は、機種やソフトウェアのバージョンによって多少異なる場合があります。この記事は一般的な情報であり、医学的な助言ではありません。