おやすみモードは通知を全部止めてしまうので、かえって不安でした。子どもの学校からの連絡は受けなければいけませんから。集中モードをちゃんといじってやっと、必要なものだけ残して、残りを静かにしておけるのだと知りました。
集中モードは、設定アプリの集中モードのメニューで作ります。おやすみモードが通知を一括で切るスイッチなら、集中モードは、場面ごとに許可する人とアプリを別々に決め、時刻や場所やアプリの起動に合わせて自動でオンになるプロファイルです。仕事、睡眠、パーソナルの三つを作るだけでも、一日の大半が覆えます。ホーム画面のページまでモード別に変えられるので、夜はショート動画のアイコンがそもそも見えないようにしておけます。
設定アプリで集中モードに入ると、おやすみモード、睡眠、パーソナル、仕事が標準であり、右上のプラスで新しいモードを作れます。各モードのなかで決めるのは大きく四つ。許可する人、許可するアプリ、画面、そして自動化です。私は睡眠のモードから作りました。9時を過ぎたら引き出しへ入れるようにしているのですが、引き出しのなかで通知が鳴ると、結局取り出してしまうのです。
| 項目 | どこで | こう決めます |
|---|---|---|
| 許可する人 | モード内の連絡先の項目 | 連絡先を選んで許可するか、よく使う項目だけ許可。同じ人が短時間に二度掛けたら鳴らすオプションもあります |
| 許可するアプリ | モード内のAppの項目 | 通知を受けるアプリだけ選ぶ。即時通知を許すかどうかは別に決めます |
| 画面 | ロック画面とホーム画面の項目 | モードがオンのとき見せるホーム画面のページを選択。他のページは隠れます |
| 自動化 | モード内のスケジュールを追加 | 時刻、場所、アプリのどれかを条件に。スマートアクティベーションは端末がパターンを見て勝手にオンにします |
| フィルタ | モード内の集中モードフィルタ | メールのアカウント、カレンダー、ダークモードといったアプリ内の設定を、モードに合わせて変えます |
全部埋める必要はありません。許可する人と自動化の二つを決めるだけでも、おやすみモードとはまったく別ものになります。
自動化の三つの条件は、性格が違います。時刻は予測できる一日に合い、場所は通勤のように動きが決まっている人に合い、アプリは特定の行動に結びたいときに合う。私は最初、三つ全部掛けて、モードが一日に十回も切り替わって落ち着きませんでした。いまは時刻ひとつだけ使っています。
スマートアクティベーションは楽ですが、いつオンになるか自分でわからないのが短所です。最初の一週間は自分で条件を決めて慣れて、そのあと試すかどうか決める方がいいです。
せっかく作った集中モードを結局全部切って、おやすみモードだけ使うようになるなら、下のどれかのことが多いです。
集中モードは、入ってくる通知を静かにする道具です。私がスマホを手に取る手までは止めてくれません。それには別の方法が要ります。
集中モードが入ってくる通知を選ぶ道具なら、Sumbiは、私がスマホを見ない時間を決める道具です。30分の潜水を始めれば画面を消しても大丈夫で、他のアプリを開いているあいだだけ息つぎが減ります。仕事のモードがオンになる時刻に潜水を一緒に始めれば、二つがかみ合います。
はじめての10分潜水 →夜に通知を全部切ると不安になる理由は、たいていひとつです。逃してはいけない連絡があるから。その番号だけ許可する人に入れれば、残りは心置きなく切れます。私は家族と、子どもの学校の代表番号だけ入れました。それだけで、引き出しに入れたスマホをまた取り出す回数が減りました。
仕事のメッセンジャーをまるごと許可すると、グループの通知が押し寄せます。ほとんどのメッセンジャーアプリは、アプリのなかでトークルーム別に通知を切れるので、集中モードではアプリを許可し、アプリのなかでグループを切る。二段階で整理するのが正解です。
夕方のパーソナルのモードでは、ホーム画面を1ページだけ見えるようにしました。そのページには電話、メッセージ、写真、地図だけ。ショート動画アプリは別のページにあって、検索しないと開けません。その一度の検索が、思ったより頻繁に私を止めてくれます。完全にではなく、頻繁に。
集中モードは、一度作ってしまえばほとんど手を入れることがありません。代わりに、最初の設定に20分は掛ける必要があります。その20分が惜しくて、おやすみモードのスイッチだけで暮らしていた時間の方が、私にはずっと長かったのです。
設定メニューの名称や場所は、機種やソフトウェアのバージョンによって多少異なる場合があります。この記事は一般的な情報であり、医学的な助言ではありません。