夕食を作らなければいけないのに、子どもが脚にしがみついているとき、動画をつける以外の方法が思いつかない日があります。勧告は一日1時間だそうですが、その1時間はいつも夕食づくりの時間でした。勧告が何と言っているのかと、その勧告が現実とどこでぶつかるのかを、正直に書きます。
機関の勧告は、2歳未満はビデオ通話以外ほぼなし、2歳から5歳は一日1時間以下を、親と一緒にです。現実にこれを毎日守れる家はまれで、勧告を作った機関もそれを知っています。だから時間と同じくらい強調されるのが、何を、どう、いつ見るか。物語のあるものを親がそばで話しかけながら昼に見る1時間と、短い刺激が繰り返されるものをひとりで寝る前に見る1時間は、同じ1時間ではありません。
幼児期の勧告がほかの年齢より厳しい理由は、この時期の学び方にあります。2歳前後まで、子どもは画面で見たものを実際の世界へ移すのが苦手です。画面のなかの人がコップを隠すのを見ても、実物のコップを見つけられないという実験が何度も繰り返されました。同じことを目の前の人がやれば、見つけます。だからこの時期は画面より、人の顔と手が必要だというのが勧告の根拠です。
2歳を過ぎると画面から学び始めますが、条件がつきます。物語の構造があって速度の遅い番組であること、そしてそばで親が「あれ何だろう」「うちにもあるね」と話しかけること。この二つの条件があるときとないときで、言語発達の研究結果は分かれました。
勧告を時間だけで読むと、「1時間を超えたから今日は失敗」になります。しかし研究が実際に分けたのは、時間より方式でした。
| 条件 | こういう1時間 | こういう1時間 |
|---|---|---|
| 何を | 物語があり、場面がゆっくり変わる番組 | 短いクリップが自動でつながる動画 |
| どう | 親がそばで話しかけながら一緒に | ひとりで静かに |
| いつ | 午後、遊びと遊びのあいだに | 寝る前、眠らせるために |
| 終わり | 決めた一本が終わったら消す | 親の手が空くまで |
左の列は勧告のなかでも大丈夫とされる1時間で、右の列は勧告のなかでも心配される1時間です。私の家は最初、右に近かった。自動でつながる短い動画を、寝る前にひとりで見せておく日が多かったのです。時間を減らす前に、列を移すことから始めました。
勧告を出した機関も、親がごはんを作らなければいけないことを知っています。その30分に動画をつけることが、子どもをだめにするわけではありません。ただ、その30分が毎日同じ形で固まると、子どもは「夕方は動画の時間」と学びます。私は三つを交互に使います。
三つ目が大事です。仕方のない日に罪悪感を持つと、その罪悪感が翌日もっと長い時間につながります。方向さえ守れば、一日は大丈夫です。
Sumbiで潜水を始めてスマホを手放せば海女が潜っていき、他のアプリを開いているあいだだけ息つぎが減ります。子どもが30分の番組を一本見るあいだ、親も30分の潜水をしながら、そばで話しかけられます。保育園から電話が来ても、出ることは離脱ではないので、潜水は止まってまた続きます。
子どものそばで潜水する →幼児向けの動画アプリも、ほとんど次の動画が自動でつながります。これをオフにすると、一本が終わったとき子どもが親を探すようになり、その瞬間が消す瞬間になります。設定で自動再生を切っただけで、私の家の視聴時間は目に見えて減りました。子どもが次をつけてと言っても、「一本だけね」が通ります。
おすすめに流れてくるものを見せておくと、短くて速い動画へ流れていきます。物語があって一本20分前後の番組を二、三本決めておき、そのなかから選ばせてください。子どもは選択肢があれば満足し、選択肢の外はそもそも知りません。
動画が終わった直後がいちばん難しい。その場で別の画面へ行かないよう、終わったら外を歩く、お風呂に入る、ブロックを出すと決めておいてください。画面のあとに体を使うことが来ると、子どものかんしゃくはずっと短くなります。
私の子はいま、午後に一本、寝る前はなしで過ごしています。夕食づくりの時間は、半分はキッチンの椅子に座っていて、半分は一本見ています。勧告を毎日守る家ではありませんが、方向は左の列です。手放した日の一行。一本が終わり、子どもの手をつないで外へ出た。
この記事は一般的な情報であり、医学的な助言ではありません。睡眠や日常生活への支障が続く場合は、専門家にご相談ください。