試験期間のスマホは、ふだんのスマホと違います。ふだんは時間を少し失って終わりですが、試験期間は数日が結果として残ります。だからふだんより強く扱う必要があり、強く扱う方法が別にあります。私も何かを準備するとき、このやり方を使います。
試験期間には、スマホの確認を一日二、三回に減らし、残りの時間はスマホがないものとして扱うことが基本です。方法は二つ。ひとつは時間割に確認の時間を決めておき、それ以外はスマホを別の部屋に置くこと、もうひとつは、まるごと家族に預けて決めた時間にだけ受け取ることです。どちらも試験前日と当日のルールを別に決める必要があり、試験が終わったあとスマホが押し寄せる初日をあらかじめ計画しておくと、次の試験期間が楽になります。
ふだんは、一日一時間のスマホなしの時間で足ります。試験期間は逆に、一日二、三回のスマホありの時間だけを置いて、残りをスマホなしの時間にします。期間が短いから可能で、結果が大きいから必要です。そして試験期間には、スマホの誘惑がふだんより強い。勉強がつらいほど、楽なものに引かれます。だから意志に任せず、そもそも手が届かないようにします。
| 時間 | やること | スマホ |
|---|---|---|
| 7:00〜7:30 | 起床、朝食 | 確認10分(一回目) |
| 7:30〜12:00 | 勉強、50分ごとに10分休憩 | 別の部屋、または家族に |
| 12:00〜13:00 | 昼食 | 確認15分(二回目) |
| 13:00〜18:00 | 勉強 | なし |
| 18:00〜19:00 | 夕食 | 確認15分(三回目) |
| 19:00〜22:00 | 勉強 | なし |
| 22:00〜 | 片づけ、就寝 | なし。アラームは時計で |
時間は例です。学校や塾の予定に合わせて動かしてかまいませんが、確認の時間が三回で、それ以外の時間にスマホがない、という構造は保ちます。
一日二、三回、一回につき10分から15分です。食事の時間にくっつけると忘れません。確認の時間にはメッセージと必要なものだけ見て、ショート動画とフィードは開きません。試験期間のショート動画は15分で終わらず、終わっても頭に残って次の勉強を削ります。このルールはふだんよりずっと守りやすいです。期間が決まっていて、理由がはっきりしていますから。
別の部屋に置くだけではだめなら、預けます。親やきょうだいにスマホを渡し、確認の時間にだけ受け取ります。この方法は、先にルールを決めなければいけません。いつ受け取るか、受け取って何分使うか、急ぎの連絡はどうするか。預かった側が気まぐれに渡したり渡さなかったりすると、けんかになり、けんかは勉強よりスマホのことを考えさせます。
預ける方法には、思いがけない長所がひとつあります。スマホがない、ということを一度決めれば、もう決め直さなくていいのです。別の部屋に置くと、毎瞬間、取りに行くかどうかを決めなければいけませんが、預ければその決定が一日三回に減ります。決定が減れば力が残り、残った力が勉強へ行きます。
これは子育てのなかで学んだのですが、預けるのは子どもが自分で決めてこそ守られます。大人が取り上げれば取り戻す算段をし、子どもが預ければ受け取る時間を待つだけです。同じスマホが別の部屋にあるのに、結果が違うのです。
Sumbiで家族や友だちをバディに決めると、潜水を始めるときと終わるときに、その人へ通知が行きます。スマホを預ける代わりに潜水で時間を決めて、成功すれば一緒に知り、息が切れて浮かび上がっても一緒に知ります。試験期間のスマホ管理を、ひとりでやらない方法です。
バディと潜る →前日の夜がいちばん危ない。緊張をほぐそうとスマホを見て、明け方まで行きます。前日は確認の時間を夜一回に減らし、スマホは別の部屋に置き、アラームは時計で掛けます。眠りのほうが、スマホよりずっと多く翌日の点数に残ります。
朝の確認は飛ばします。応援のメッセージも試験のあとで見ます。朝に見たメッセージひとつが試験会場で頭に浮かぶことは、思ったより多いのです。
試験が終わると、スマホが押し寄せます。数日我慢したのだから一日じゅう見ることになり、その一日が、次の試験期間まで続く習慣になります。終わった日は思う存分見ていい、ただし夜9時以降はふだんのルールに戻る、と先に決めておけば、次の試験期間にまた始めるのがずっと楽です。
手放した日の一行。何かを準備していた期間に確認三回のルールをやったのですが、終わった日の夜、引き出しを開けようとして、そのまま眠りました。数日なしで過ごしたら、夜にスマホが要るという感覚が減っていたのです。
この記事は一般的な情報であり、医学的な助言ではありません。睡眠や日常生活への支障が続く場合は、専門家にご相談ください。