私が自分のスマホの使用時間を初めて確認した日、数字より先に浮かんだのは、これは依存なのかという問いでした。その問いに答えようと私があちこち調べたら、公的な尺度が見ている基準は、思ったより単純でした。その基準を、十の項目にほどいてみます。
公的な尺度は、スマホの使用を調節できているか、頭のなかを占めているか、生活に支障があるかの三つで見ます。下の十の項目のうち半分以上に「はい」なら使いすぎの側に近く、特に生活の支障の項目に当てはまるなら、専門家と話してみる価値があります。ただしこのリストは自分を振り返るためのもので、正式な検査は、公的機関や医療機関の尺度で受ける必要があります。
スマホの使いすぎを毎年調べる公的な実態調査は、使用時間で判定しません。三つを見ます。自分で決めたぶんだけ使えない調節の失敗、ほかの何よりスマホが先に浮かぶ顕著さ、そして健康や関係や仕事に実際の問題が生まれる、問題のある結果です。一日5時間使っても三つがなければ使いすぎではなく、2時間でも三つがはっきりしていれば、使いすぎに近いのです。
| 基準 | 意味 | 日常で見える姿 |
|---|---|---|
| 調節の失敗 | 決めたぶんだけ使えない | 10分だけのつもりが1時間、消そうとしてまたつける |
| 顕著さ | スマホが考えと行動の中心 | 手が空けばまずスマホ、見ていなくても気になる |
| 問題のある結果 | 生活に実際の支障 | 睡眠不足、やることの先延ばし、近い人との衝突 |
公的な尺度の三つの基準を、日常の言葉にほどきました。この一か月を思い浮かべて、はい・いいえだけで答えてみてください。点数をつける検査ではなく、どの基準に当てはまるかを見るリストです。
私が初めてやってみたとき、調節の三つは全部「はい」で、支障では7番がそうでした。9時を過ぎたら引き出しへ入れる練習は、そのときから始まりました。
このリストは公的な尺度ではないので、何点以上なら何だとは決められません。代わりに、こう見ればいいのです。調節の項目にだけ当てはまるなら習慣の問題で、時間と場所を決めることで足りる場合が多い。没頭の項目まで当てはまるなら、スマホが考えの席を占めているので、距離を置くことが要ります。支障の項目に二つ以上当てはまるなら、ひとりで扱うより、専門家と話してみるのがいいのです。
正式な検査は、公的機関や医療機関が提供する尺度で受けられます。大人用と子ども用が分かれていることが多いです。
Sumbiは、使用時間を測ったり点数をつけたりしません。10分でも1時間でも、時間を決めてスマホを手放す一度の潜水をします。画面を消しても大丈夫で、他のアプリを開いているあいだだけ息つぎが減ります。調節できないのは意志の問題ではなく、時間を決めていない問題であることが多いのです。
はじめての10分潜水 →公的な調査が診断名の代わりに、使いすぎや依存傾向という言葉を使うのには理由があります。スマホの使用は、まだ医学的に病気として分類されていません。そして強い言葉は、人を縮こまらせます。程度の問題だということは、程度は変えられるという意味です。
当てはまった項目を全部直そうとすると、何も変わりません。いちばん頻繁に起きているものひとつだけ選んでください。私は3番、寝る前のショート動画でした。ほかは置いておいて、それだけをひと月つかみました。
ひと月後に、十の項目をまた見てください。数字ではなく、どの項目が「いいえ」に変わったかを見るのです。ひとつ変わっただけでも、方向は合っています。
手放した日の一行。支障の7番が「いいえ」に変わったのは、ふた月目でした。その日は9時過ぎに引き出しへ入れて、そのまま眠りました。
この記事は一般的な情報であり、医学的な助言ではありません。睡眠や日常生活への支障が続く場合は、専門家にご相談ください。